【朗報】『のんのんびより』、Netflixに「子供と楽しめる作品」とお墨付きを貰う
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- 投稿者:yt@news-poi | 2021年8月30日
イモムシ回以外のなっつんはまる子とかサザエさんのカツオみたいな奴やしまあええんちゃう?
しゃーない
そういうなんJでも有名なSSがある
>>110
え、こわい・・・
「なっつん イモムシ」でググるんや
夏海「れんちょん、見てなよ。ライターのガスをこうやって握り拳のなかに溜めてね…」シュゥゥゥ
れんげ「なんなのん?」
夏海「そしたら点火しまーす♪」シュボ
ボウッ!
れんげ「す、すごいのん!なっつん魔法使いみたいなのん!」
夏海「えっへっへ…面白いっしょ?れんちょんもやってみる?」
れんげ「あ、危なそうだからウチはいいのん…」
夏海「大丈夫だって。火傷なんかしないからさ」
れんげ「あ、熱くないのん…?」
二ヶ月後
れんげ「なっつん、もう会っても大丈夫になったんな!」
一穂「…うん。ちゃんとお話もできるようになったみたい」
れんげ「ずっとなっつんと遊べなくて寂しかったん」
れんげ「それにこの前ウチ、勝手に帰っちゃったからちゃんとゴメンなさいしたいのん」
一穂「そっか…」
れんげ「仲直りになっつんの好きなお菓子いっぱい買ってきたん!」
れんげ「なっつんのお見舞いって言ったら駄菓子屋がたくさんおまけしてくれたのん」
雪子「…起きてなきゃいかんよ。一時にれんげちゃん達お見舞いにきてくれるんだかんね」
夏海「はあっ!?なんだよそれ…聞いてないしっ!」
雪子「そうやってブーたれてたら、れんげちゃんに笑われるねぇ」
夏海「…なんでだよっ!誰にも会わないって言ったじゃん!」
雪子「そうやって自分の殻に閉じこもるの、よくないって先生も言ってたよ」
夏海「なんで…そんな勝手な事すんのさぁ…」ポロポロ
雪子「ごめん…でもこのままだと絶対いけないと思ったから…」
夏海「いけないって何がだよ…」ポロポロ
雪子「あんたはいいん?このまま誰とも会わないなんて…」
夏海「いいも悪いもないじゃん…ウチの人生なんて、もう終わってんだし…」
雪子「そんな事ない…大丈夫だから…」
雪子「お願いよ夏海!自棄にならんでよ…辛いの、苦しいの、みんな母さんにぶつけていいから…」ギュ
夏海「はぁ…はあっ…」ポロポロ
夏海「…ろし…やる…」ポロポロ
雪子「ん?どうしたの、夏海…」
コ ロ シ テ ヤ ル……!
雪子「……」
雪子「…夏海、あんたは強い子ねぇ」
夏海「…は?」
雪子「そんなに力強く母さんの事にらみ付けられるなら、もう心配いらんねぇ」
夏海「…っ!」
夏海「あああああああああああああああっ!!!」
夏海「あ…あ…」
れんげ「……」
夏海「あはははっ!見てよれんちょん!このみっともない姿!」
夏海「いやぁ、さすがのウチもこうなっては手も足も出ない!あ、もとから出ないか!なーんちゃって!」
夏海「あははは…は…」
れんげ「……」
れんげ「あの…ウチ、病室を間違えたみたい…」
夏海「」
れんげ「……」
れんげ「ごめんなさい…ウチ、やっぱり行きたくないん…すごく…恐かったん…」
一穂「…そっか」
れんげ「ウチ、ひどい子なんな…」うるっ
一穂「そんな事ないよー。れんちょんは夏海の事が大好きだからそんなに悲しんでるんだもんね」ナデナデ
れんげ「ううっ…ぐすっ…ぐすん…」
一穂「それじゃあもう少しここで待っててね。ねえねえはおばちゃんとお話してくるから」
れんげ「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
一穂(さすがに受け入れられなかったか…)
れんげ「ねえねえ、これ…」
一穂「ん?」
れんげ「お菓子、なっつんに渡してあげて欲しいのん」
一穂「…はいよ。なっつんも喜ぶよ、きっと」
一穂「ごめんね雪子さん。れんげだったら偏見とか持たずに今まで通り接していけるかと思ったんだけど…」
雪子「ううん…ええんよかずちゃん。こっちこそあんな小さい子にショックな思いさせて悪かったねぇ」
一穂「…夏海はどうしてる?」
雪子「うん…すっかり落ち込んでしまって…うっ…うううっ…」
一穂「本当にごめんなさい…ウチが浅はかだったんよ…」
雪子「ちがう…責めてるわけじゃないんよ…ただあの子、れんげちゃんの前では普段通り振る舞おうとして…」ポロポロ
雪子「きっとあの子なりに…妹分の前ではしっかりしないとっていうのがあったんよねぇ…」ポロポロ
れんげ「……」
小鞠「あ、そうだ。れんげはどうせ暇でしょ?」
れんげ「はうっ!」ビクッ
小鞠「帰り寄ってきなよ」
れんげ「う、ウチ裏山で遊んでくん!」ガタッ!タタタ…
小鞠「あ……」
卓「……」
小鞠「はぁ……」
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